ドイツの自動車会社シュトロブラムス製の超伝導リニアホイールを搭載することを最大の特徴とし、電気モーターを使用する特性上、燃焼機関を用いる他チームの車両に対しては、加速(トルク)性能において、絶対的な優位性を持つ。マシンデザインはドライバー兼マシンデザイナーのフランツ・ハイネルが手がけ、いずれも奇抜なデザインで知られる。コクピットも独特で、シュティール各モデル、シュピーゲル、いずれもドライバーには一風代わった着座姿勢を強いる。
シュトロゼックプロジェクトとしてデビューした2016年のみグーデリアン車両は銀色だが、2017年以後、シュトルムツェンダーのグーデリアン車は金色、シュトロゼックプロジェクトのフランツ・ハイネル車は銀色となっており、2022年からハイネルに代わって参戦しているマリー・アルベルト・ルイザのシュピーゲルの色はショッキングピンクとなっている。初代シュティール以降、シュトロゼックの車体色が銀色である理由は、デザイナーでもあるドイツ人、フランツ・ハイネルの「シルバーアロー」への憧憬からである。
シュティール HG-161(及びHG-162)
スーパーアスラーダのサーキットモードをシンプルにしたような形状だが、車体中央部には垂直尾翼状のウィングがそそり立ち、これを外観上の大きな特徴とする。これはコクピット部とつながっており、コーナリング時にコクピットごと左右にスイングし、内向きに倒れることでコーナーに対して内側のダウンフォースを高め、車体の安定性を高める効果を狙ったものである。これは「ローリングコクピット」と呼ばれ、以後2021年まで、一貫してシュティールに採用され続ける。これに搭乗するドライバーは、バイクに乗るがごとく、またがった形で乗ることとなる。操縦系も手元のジョイスティックを用いる特殊なものである。
「HG」はハイネル(Heinel)、グーデリアン(Guderian)のイニシャルを取ったもの。
シュティール HG-164(及びHG-165, クロイツ・シュティール)
2018年の最終戦で登場。3輪バイクの横に補助輪つきのウィングを付けたような、例えようもない斬新な形状の5輪車。前モデル同様スイング式のウィングを備え、これまで通りの「ローリングコクピット」に加え、前の1輪、後ろの2輪がそれに連動して傾斜する機構が組み込まれた。これにより、タイヤの接地圧まで自在に制御することが可能となり、コーナリングにおいて大きなアドバンテージを築く。2018年最終戦でHG-164が1台のみデビューし、2019年第7戦で投入されたHG-165(「クロイツ・シュティール」の異名でも呼ばれる)で完成の域に達した。コーナリングではローリングコクピット、ストレートではリニアホイールをオーバードライブさせずとも他車のブーストすらしのぐ速度で巡航できるハイパーリニアという完璧なコンビネーションで同年の後半戦を席巻し、ジャッキー・グーデリアンにチャンピオンタイトルをもたらした。2019年こそ圧倒的なアドバンテージを誇ったものの、翌年以降は長足の進歩を遂げた他チームに追いつき追いこされ、活躍はわずかな期間のみにとどまった。
作品のマシンデザインを手がけた河森正治は実際にはシュティールHG-164(HG-165)のデザインを先に着想していたが、斬新すぎるとのことでいったん没となり、HG-161という段階を経て5輪車のHG-164を登場させることとなった、という経緯がある。
シュピーゲル HP-022
2022年にシュトルムツェンダーが投入した、シュティールとは全く異なるコンセプトの新型車両。最大の特徴は極限までに低重心化が図られている点で、それを徹底するために、ドライバーはほぼ寝そべった状態で搭乗する。コクピットは風防ガラスなどは備えず密閉状態となっており、ドライバーはコクピット内部に備えられたモニター越しに操縦するという形になっている。タイヤの配置はオーソドックスな4輪であるが、シュトルムツェンダー(シュトロゼック)の車両としては初となる変形機構を有し、エアロモードでは4輪全てが車体の中心線側に寄って細長い形状となり、空気抵抗を低減させるという方式を採る。初年度の2022年には風見ハヤトとブリード加賀が優勝を独占していく中、第7戦で両名以外では唯一となる優勝をジャッキー・グーデリアンが挙げるなど、ポテンシャルは見せたものの車体はトラブル続きで、グーデリアン、この年よりハイネルに代わって搭乗したルイザ、ともに低迷を味わった。
その形状から「ミズスマシ」との異名を持つ。完全密閉のコクピットの中でドライバーが寝そべった状態で運転する様は、「走る棺おけ」(本来はドライバーの命が危うくなるような車を指す)を連想させる。
ミッシングリンク
ロシアのコングロマリット企業をバックに持つが、サイバーフォーミュラへの参戦は余技といったところでそれほど熱心ではなく、車体開発も自社ではなくドイツのケルン社が行っている。ギアは他チームがオーソドックスな前6段を採用する中、伝統の7段を採用し続けている。駆動系においては、最新型のストラトミッショネルMS-3/Bですら4輪駆動ではあるが4輪操舵とはなっていないなど、古さも残した設計。それでも中団を争うチームよりは頭ひとつ抜けた存在であり、ドライバーのエデリー・ブーツホルツの能力であれば表彰台を争うことすら可能な程度の車両は常に用意している。エンジンはいずれもXi社から供給されたものを搭載する。
いずれの車両もフロント部が顔を模したペイントもしくは形状となっている。
ミッショネル VR-4
当時のブーツホルツの任務を反映したクラッシャー仕様のマシン。世界選手権には2015年第2戦と第3戦の2戦に渡り参戦したが、ブーツホルツ自身がレースを目的としていなかったこともあり、結果は残せなかった。レースとは全く関係ないパーツまでついた車両ではあるが、レースカーとしての性能的にはカスタマー仕様の車両であるナイトセイバー005相手であれば互角に争えるだけのスペックはある。
当初、テレビシリーズの構想は『チキチキマシン猛レース』に近いもので、その名残をとどめた車両といえる。
ネオミッショネル VR-40
VR-4から余計なパーツを除き、空力的にも可能な範囲でレース仕様としたマイナーチェンジ版。ブーツホルツがレーサーとして目覚めたこともあって、デビューレースとなった2015年の第4戦カナダGP、続く第5戦イギリスGPと、連続で2位表彰台を獲得した。残りの5戦は競争力を増した他チームの前に苦戦するが、それでも2回の入賞を記録。
ミッショネル VR-50/1
2016年に投入された新型車両。完全なレース仕様の車両で、開幕当初は前年度チャンピオンを獲得したスーパーアスラーダのマイナーチェンジ版であるSA-01/Cすら凌駕し、2戦目には2位表彰台を記録。その後は3位以内での入賞こそないものの、安定した成績を刻み、ブーツホルツのランキング6位獲得に貢献。
ストラト・ミッショネル MS-1
2017年に投入された新型車両。同年の第10戦ロシアGPでブーツホルツに優勝をもたらした。年間で表彰台4回を記録。2019年まで3シーズンに渡って走り、いずれの年も安定して入賞した。
ストラト・ミッショネル MS-3/B
2020年に投入された新型車両。フォーミュラカーに近いフォルムとなった。前年以前のモデルに比べ戦闘力は大きく上がっており、ブーツホルツが表彰台争いに絡むことは増え、特に2021年はドライバー自身の健闘もあってか、ブーツホルツのランキング4位に貢献。
2020年にミッショネルも2台体制となったことから、2020年からこの車両にはレオン・アンハートも乗るようになったが、同年にアンハートはデビュー10戦連続リタイアという不名誉な記録を作った。いずれもドライバーのミスによるものである。2023年現在も現役で、ブーツホルツは同年スゴウに去ったため、入れ替わりで加入した元チャンピオンのアンリ・クレイトーがステアリングを握り、アンハートとコンビを組んでいる。
サイコロ セリクー クイズ ビアンコ ナビ淡竹 チャーイ バッスル グリーン ナルコ スランプ カナメモチ しおで 満月アナタ ジバン フィーバ ジーメン コシア 虹の橋 透明人間 アスキー プラスタ パイプオ ゲスケル 鯉のぼり ガラシ シーリング スイート ハネムーン 北の旅人 ワイファイ スキッド ビンゲン ション マサキ トンキロ レシー サヘル スリット レッシブ ナイス ブローチ フレー リスト ナビメリノ ジャズ フェンス りっさ サード だむら ターゲット
その他
A・G・S(オーラム・ゼネラル・スタッフ)
エルコンドルB-15
エルコンドルB-16A
エルコンドルB-17
エルコンドルB-19
スタースタンピード(K・A・Mスタンピード)
スタンピードRS
スターセイバーRS
スタンピードJ-1001
S・G・M(サイレント・ジャーマン・マインド)
サイレントスクリーマーβ
サイレントスクリーマーγ-2
アルバトロスDDT(ドラマティック・ドライビング・チーム)
アルバトランダー602
アルバトランダー603
セオドライトT.T
コランダム50P
コーイヌール
カウンターアローT.O.S
カウンターアローT.O.S.X-R
設定の変更
車両の設定上のスペックについてはOVA『SAGA』の製作にあたって大幅な見直しと変更が行われたため、OVA『11』と『ZERO』に登場した各車両については新たに作られたものと古いものとで、2種類のスペック表が存在する。現在では後期設定が公式設定となっているが、テレビシリーズの車両については設定の扱いが棚上げとなっている。
GPX優勝者・チーム・マシン
設定上のGPX優勝者・マシン
以下は設定上で公開されたGPXの優勝者と優勝マシン。第4回・第5回を連覇したジョン・グリーブと第7回優勝者ピタリア・ロペの2人は作品内に登場しており、第9回のピタリア・ロペは新世紀GPXサイバーフォーミュラ内で前大会の優勝者と語りで紹介されている。
回 開催年 優勝者 優勝チーム 優勝マシン
第1回 2006年 ウィルヘルム・ハイデッカー STAG C.F.R ブルー・ウィンズV6
第2回 2007年 モーリス・ジャム A・G・S コンドルB7
第3回 2008年 ピニョ・ド・ボッシュ コーイヌール・レーシング ブレード・アローSAB
第4回 2009年 ジョン・クリーブ S・G・M ブリュッケン03
第5回 2010年 ジョン・クリーブ S・G・M ブリュッケン04-B
第6回 2011年 ロバート・マーシャル スター・スタンピード スタンピード35R
第7回 2012年 ピタリア・ロペ A・G・S コンドルB12
第8回 2013年 フランシス・ベルニーニ STAG C.F.R トルネードST-002
第9回 2014年 ピタリア・ロペ A・G・S エルコンドルB-14
作品内のGPX優勝者・マシン
以下は作品内でのGPX優勝者と優勝マシン。
回 開催年 優勝者 優勝チーム 優勝マシン
第10回 2015年 風見ハヤト スゴウアスラーダ アスラーダGSX
スーパーアスラーダ01
第11回 2016年 風見ハヤト スゴウアスラーダ スーパーアスラーダSA-01/C
スーパーアスラーダAKF-11
第12回 2017年 新条直輝 アオイフォーミュラ エクスペリオンZ/A-8
第13回 2018年 アンリ・クレイトー スゴウグランプリ ガーランドSF-01
第14回 2019年 ジャッキー・グーデリアン シュトルムツェンダー シュティールHG-164
シュティールHG-165
第15回 2020年 風見ハヤト スゴウグランプリ ガーランドSF-03
ν-アスラーダAKF-0
第16回 2021年 風見ハヤト スゴウグランプリ ν-アスラーダAKF-0
第17回 2022年 ブリード加賀 アオイZIPフォーミュラ エクスペリオンZ/A-10
凰呀(オーガ)AN-21A
ゲーム『Road to the Infity 3』においては、風見ハヤト(ν-アスラーダII AKF-0/G II)が2023年開催の第18回大会のチャンピオンとなっている。
TVシリーズ
『I'll Come』(オープニングテーマ)
作詞:麻生圭子、作曲:中崎英也、編曲:矢代恒彦・G・GRIP、歌:G・GRIP
『Winners』(エンディングテーマ)
作詞:麻生圭子、作曲:中崎英也、編曲:矢代恒彦・G・GRIP、歌:G・GRIP
OVAシリーズ
新世紀GPXサイバーフォーミュラ11
『DREAMER ON THE ROAD』(オープニングテーマ)
作詞:安藤芳彦、作曲:真崎修、編曲:山口英字、歌:ダイナマイト・シゲ
『Winners(英語版)』(エンディングテーマ)
作詞:麻生圭子、作曲:中崎英也、編曲:矢代恒彦、歌:ダイナマイト・シゲ
『BORN TO BE CHAMP』(最終話エンディングテーマ)
作詞:坂田和子、作曲:茂村泰彦、編曲:山口英字、歌:ダイナマイト・シゲ
新世紀GPXサイバーフォーミュラZERO
『WIND IS HIGH』(オープニングテーマ)
作詞:里乃塚玲央、作曲:石川洋、編曲:ダイナマイト・シゲ、歌:木下ゆみ
『Get Up!』(エンディングテーマ)
作詞:原真弓、作曲:拓殖由秀、編曲:ダイナマイト・シゲ、歌:木下ゆみ
『BRAND NEW DREAM』(最終話エンディングテーマ)
作詞:坂田和子、作曲:中崎英也、編曲:作山功二、歌:木下ゆみ
新世紀GPXサイバーフォーミュラSAGA
『Identity Crisis』(オープニングテーマ)
作詞:松本花奈、作曲・編曲:大門一也、歌:CaYOCO
『WILD at HEART』(エンディングテーマ)
作詞:松本花奈、作曲:松原みき、編曲:添田啓二、歌:CaYOCO
『Adagio』(最終話エンディングテーマ)
作詞:松本花奈、作曲・編曲:佐橋俊彦、歌:CaYOCO
新世紀GPXサイバーフォーミュラSIN
『Pray』(オープニングテーマ・最終話エンディングテーマ)
作詞:牧穂エミ、作曲・編曲:LAZY、歌:LAZY(影山ヒロノブ)
『POWER of LOVE』(エンディングテーマ)
作詞:椎名可憐、作曲:M Rie、編曲:須藤賢一、歌:影山ヒロノブ
『Soul of Rebirth?時代の鼓動になれ?』(最終回オープニングテーマ)
作詞:根津洋子、作曲:千沢仁、編曲:須藤賢一、歌:影山ヒロノブ
サブタイトル
TVシリーズ
運命を決めた日
最年少レーサー誕生
燃えろ!ハヤト
富士岡グランプリ決勝
目指せ!全日本グランプリ
北海道の自然児
世界へのライセンス
雨のニセコ決戦
嵐の旅立ち
ワールドグランプリ開催
アメリカ第1戦決勝
栄光のレーサー
サバイバルレース
青春スクラップ
少女との約束
ペルー第2戦決勝
友情のコンサート
超高速の罠
ブラジル第3戦決勝
ペンダントの思い出
シューマッハの正体
アスラーダの秘密
カナダ第4戦決勝
誕生!父の残したニューマシン
激走!スーパーアスラーダ
27秒にかけろ!第5戦決勝
対決!14歳の白い貴公子
氷上の死闘!第6戦決勝
挑戦!ファイヤーボール
ファイヤーボール危機一髪!
第7戦ブリード加賀見参!
第7戦執念のゴールイン
奇跡の第8戦!大波の死闘
ハヤト対アスラーダ!第9戦決勝
傷だらけのレーサー
三強激突!日本グランプリ
栄光のウイナーズ
OVAシリーズ
新世紀GPXサイバーフォーミュラEARLYDAYS RENEWAL
CHALLENGER
WINNERS
新世紀GPXサイバーフォーミュラ11
栄光のカーナンバー
復活!超音速の騎士
新アスラーダ誕生
全開!イナーシャルドリフト
決戦の朝
この瞬間よ永遠に…
新世紀GPXサイバーフォーミュラZERO
悪夢の限界領域
陽だまりの中で…
再びサーキットへ
天馬の翔くとき
閉ざされた明日
ただ勝利のために…
死闘への序曲
それぞれの未来へ
新世紀GPXサイバーフォーミュラSAGA
NO TITLE
FIRED!
CRITICAL DAYS
EVENING CALM
BURNING!
LIFTING TURN
LOSE HIS WAY
NEVER
新世紀GPXサイバーフォーミュラSIN
不敗神話
復活の刻
凰呀の叫び
勝者の条件
全ては時の中に…